ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)の労働争議・まとめ
遠山日出也
2012/01/18(水)23:33
WANのボランティア募集件でメールを差し上げます。
私は、いまのWANサイトには双方向性が少ないと思い、さまざまな機会にそうした意見を述べてまいりました。そのように主張している以上、私自身が、双方向性を拡大するような仕事をやってWANに貢献できればいいと思います。
2009年12月15日の「WAN裏方日記」で、ホットココアさんは、WANサイトのコメント欄について「ボランティアスタッフが充実してきたら、徐々にオープンしていきたいとは思っているのですが…」と述べておられました。私は、たとえば、そうした形で双方向性の拡大に寄与する仕事ができればいいなと思います。私が直接コメント欄などを担当してもいいですし、「遠山さんがこの仕事をやってくれたら、コメント欄をオープンできる」というような、別の仕事でもいいと思います。
また、私は、現在のWANサイトについて、その魅力や不満、要望などについて、サイトやweb会員へのメールをつうじて、アンケート調査をすればいいとのではないかと思っており、そのむね、提案したこともありました。ですから、たとえば、そうしたアンケートの原案作り(もちろん最終的な内容は、運営委員会で話し合って決める必要がありますが)や結果のとりまとめなどの仕事などができればいいな、と思っています。
そうしたアンケートで出されたWANを評価する意見、たとえば「WANが勉強になった」「生きる力になった」「運動に役に立った」といったもの――特に具体的な記述については、本人の了解を得て、WANサイトでも発表すれば(匿名でいいと思う)、WANの宣伝にも役に立つでしょう(すでに幾つか、「WANのおかげで、○○ができました」という記事は掲載されており、喜んでいますが)。逆に、WANに対する不満や要望については、サイトの改善に役に立てればいいと思います。すべての意見が適切かつ実現可能なものでは全然ないでしょうが、もし批判的な意見も公開したり、応答したりすれば、双方向性の拡大にもなります。
以上、いくつか例を挙げましたが、もちろん他の形でもいいと思います。
それから、昨年申し上げましたように、2010年のWANにおける労使紛争で理事会が謝罪=反省した事項のうち、「私たちの方にも、事前の協議や相談が不十分だった点がありましたので、今後はその点に注意したい」(この点については、理事会も反省しておられるのでしょう? 違うのでしょうか?)ということを、少なくともWAN-NEWS購読者の範囲に表明していただくと、より安心してボランティアもできると思います(私に限らず、より多くの人の信頼を向上させることができるという意味でも、WANのボランティア募集にとってプラスだと思います)。
いずれにせよ、私はWANサイトの実際の状況についてよく知りませんので、もっと詳しいお話を聞かせていただいたほうがいいかもしれません。もし何かありましたら、直接お会いするのもいいと思いますので、ご連絡ください。
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